『ファルネースの聖女』――第五章『マモルの章』

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概要

 黒き魔王と呼ばれる、サトミ・マモル。
 彼は彼の信念を貫く為、どんな汚名でも被り、ただその手を血に染まらせてきた。

 果たして、彼の進むべき道はどこに向かうのか。
 何が彼をそうまで突き動かすのか。

 聖女リコのサーガとは離れクオラ側に視点を置いた、番外編となる本作。
 しかし、ファルネースサーガを語る上では外すことの出来ない物語。
 デスティニーギアの核となる長編小説『ファルネースの聖女』第五章!

背景

 魔法時代末期。この時代を総称し、「デスティニーギア」と呼ぶことから、運命の歯車となる人物がファルネースに多々いる。
 特に、長編『Passage Of Straydog』とは並行して物語が進んで行く。

登場人物

■サトミ・マモル
 ……ヒュマン。男。黒き魔王と、恐れ戦かれる存在。
■レタルナ
 ……ハーフの女性。一度死したが、機械の身体を与えられ生まれ変わった。マモルのパートナー。
■クシュナ
 ……クオラのリーダー。優れた科学者であり、指導者である。
■デロイト
 ……「閉ざされた大陸」にあるカンディア連合のリーダー。優れた科学者である。
■クルソラ
 ……マナの研究の結果、生まれた人工生命体。知能は低い。

目次

第1話
第2話
第3話

おまけ(赤崎さんによる漫画)

(作者:よすぃ)

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