『ラグルドの道』――その先に、何があるのだろう。

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概要

 ファルネースにはかつて、17の氏族がいた。
 しかし、今はその数は16であるとされている。ラグルド氏族が滅んでしまったためである。
 だが、彼らは細々と生きていた。歴史の表舞台から姿を消し、ファルネースに現れた“異端”を浄化するためだけに生き続けていた。
 シャグナはコリンと共に、次期ラグルドの族長となるための第一歩、ラグルドとして認められるための試練の旅に出る。
 ファルネースを汚す異端であるヒュマンやカオスを憎み、それを浄化することこそが正義だと信じてたシャグナであったが、ある事件をきっかけに、何が正しいのかわからなくなる。
 シャグナの歩む道の先には何があるのだろうか。

背景

 魔法時代末期、北西の大陸カウムース。
 大陸で最大の街オリワで事件はおきた。
 この後、シャグナたちは、デスティニーギアという大きな運命の渦の中に飲み込まれていく。

登場人物

■シャグナ
 ……ラグルド氏族。身体能力とマナに長ける。次期族長候補の聡明な少年。ヒュマンやカオスを強く嫌う。
■コリン
 ……ラグルド氏族の少女。マナを巧く扱えない、落ちこぼれ。優しく、素直ないい娘。
■ロバート・ブラウン・ジュニア
 ……サウル氏族の男。ミカエラ王国の研究者であり、いつも眼鏡をかけている。
■エターナ・スクレア
 ……アメリカという国から来たヒュマン。魔獣などの生物学に長けている。
■ティアラ・レイヴナント
 ……ノヴァラ氏族の少女。エターナとロバートの護衛を務めている。
■シャイン・レイヴナント
 ……ノヴァラ氏族の少年。姉と共に出稼ぎの旅を続けている。
■サラ・ブライト
 ……幼い、カオスの少女。そのうちに強力な魔力を秘めている。
■クシュナ
 ……紫紺のローブをすっぽりと被っており、いまひとつ素性がわからない。謎の多い人物。
■黒き魔王
 ……10代ほどの男。黒い剣を持ち、異世界アースの黒い衣服を身にまとっている。

目次

第1話
第2話
第3話


(作者:めのー◆UUv3Pq6BrY、加筆:Yoshi)

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