世界観に関する設定です。

ファルネースという世界とはどんなものかを知ってもらうための場所です。







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ファルネースという世界

  • ファンタジー世界

  • そこには魔獣や魔物もいれば、たくさんの種族が住んでいる。剣や魔法の、いわゆるファンタジーの世界である。また、魔法のほかに、中心の大陸では機械が発展しており、飛空挺などの空路が開発されてからは世界中にも機械の恩恵が拡がった。

    ギルドと呼ばれるものが各地に点在しており、これによってファルネースの経済や商業の基盤は成り立っている。なお、ギルドとは一般的なゲームで言うところのギルドの意味合いだけではなく、もっと多岐にわたる。現代の日本で言うところの株式会社の意味合いに近い。

    ファルネースという世界を語るにあたって特筆すべきは、ファルネースの万物に宿っている「マナ」と呼ばれる特殊な物質。これは地球上では見られないもの。ファルネースの住人たちはこれを操ることで、「魔法」と呼ばれるものを使うことができる。

  • たくさんの人種

  • あえて「ファルネースの住人」と書いたのは、ファルネースには「来訪者」と呼ばれる別世界からやってきた種族が存在するからである。そう、我々の住むこの世界から、「ゲート」という入り口をくぐってファルネースへと訪れた人々「ヒュマン」のことだ。

    これと対比し、ファルネースの元々の住人は「ファルン」と呼ばれる。これらの種族についてはまた、別項目で触れますので今は置いておくこととする。

  • ファルネースとアースという2つの世界

  • 我々の住むこの地球のことを、ファルネースでは「アース」と呼ぶ。そして、その「アース」からやって来た者を「ヒュマン」と呼ぶわけだが、そもそも、そうした別々の世界の者同士がどうやって意思疎通するのだろうか。言葉は?

    答えは簡単である。空気中にただようマナの性質によって、言葉が共通語化されるのだ。そのため、言葉の違いは発生しない。従って、アースからやって来たばかりでも、比較的すぐにファルネースの情報を得ることが可能ということになる。


    アースの住民「ヒュマン」とファルネースの住人「ファルン」の違いは、見た目にはそんなに変わらない。二足歩行する哺乳類。双方に大きな違いがあるとすれば、ファルンはマナを利用して魔法を使えるがヒュマンは使えないこと、その代わりにヒュマンはマナの恩恵によって身体能力が従来よりも遥かに向上することが挙げられる。

    ヒュマンの力は驚くほど強く、そのためファルネースにおいては頼もしくもあり、恐ろしくもある存在なのだ。


    言葉の設定

  • 共通言語

  • 上記にも書いたように、ヒュマンやファルンら全てのファルネースの住人は同じ言葉を話しているわけではなく、マナの影響で通じ合っているに過ぎない。

    マナには言語の補助や意思疎通を補佐する働きがあるなど様々な説が立てられており、科学的なアプローチはされてはいるが、確実な答えはまだ出ていない。

    ただ、その起源は伝承として残っている。神獣アガレスの力によって大気中のマナの一部に言語を統率するマナを加えたというもの。神獣が与えたマナはわずかであったが、そのマナは隣接するマナに次々に感染していく一種の菌のような性質を持っており、今となってはファルネース全世界にそれは広まっている。

  • 共通言語化の仕組み

  • 仕組みとしては、大気中のマナが音声に作用し、声を発した者の意思をマナへと載せる。同時に、聞き手の耳の周りのマナがそれをキャッチし、聞き手の認識できる範囲のものに置き換えて脳に伝える。従って、こちらの考えていることがその気なしに相手に伝わってしまうということはない。

    故に、各氏族が魔法を使うときに唱える言葉は本人さえわかっていれば他者にわかる必要はないし、聞き手に理解できないものに対する言葉であるなら意味のわからない文章に置き換わったりもする。

    これはアース特有の言葉、「アメリカンドリーム」や「元服の儀」なども同様であり、これはそのままの音でファルンには伝わる。いわゆる外来語に似ているかもしれない。地球上のものに対する単語がファルネースのそこかしこに存在しているのもこのためである。おそらく、「ヒュマン」と「アース」に関しても、ファルネース創生期にやって来た地球人が名づけたのではないだろうかと言われている。


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