金城 翔(きんじょう しょう)
ニックネームはそのまま、翔。 大阪のある私立大学の生物学部に通う、二十歳の男子。 真面目で、何事も深く考え込んでしまう性格をしている。 人に合わせるのは得意だが、自分から積極的に場を盛り上げるタイプではない。 親友のピーコはノリが良く、翔はいつも突っ込みに回ることが多い。 そのために、ある程度の人見知りは克服されたと言っても過言ではない。 何だかんだ言っても、ピーコには非常に感謝しているのだった。 沖縄県那覇市で生まれるが、父親の都合で一家そろって大阪に移り住む。 ずっと大阪で生活しているが、休みには沖縄に帰ることもしばしば。 昨年、祖父の昌吉が亡くなり、そのことで少し落ち込んでいる。 亡くなった祖父に三線を習っていた。今ではそれが祖父の形見である。 今回の旅行は、翔の親戚の林昌(りんしょう)が提案してくれたもの。 翔はピーコを誘って、林昌の経営するホテルのある南月島に向かうのだった。 画像がないのは、翔の視点で物語が進むからである。 決して面倒だからさぼっているわけではない、と製作者は漏らす。 |