2009 / 9 / 12
本編の公開を開始してから一年が経ちました。フレームは嫌いなので、いつかリニューアルしようと企みながらできなかったのですが、良い節目なので思い切ってリニューアルしました。擬似的なフレームになっています。
最近はもっぱらファルネース作品(当サイトリンクページ参照)の制作などを行っておりますが、次回作の構想も練っています。
次回作は、選択肢ありのホラー&推理ものになる予定です。今回はちゃんと前もってホラーと明言しておきます。どういうわけか、南月島はよくホラー作品と勘違いされるのですが、Vectorのジャンルとあの予告編のせいかなと思います。
予告編はインパクトがほしかったのであんな仕上がりになったのですが、こちらはちょっと反省する次第です(笑) Vectorのジャンルに関しては、ホラーアドベンチャーと恋愛アドベンチャーの二択しかなかったことが悪いと思います。もっといろいろ増やしてー。
一応、説明文に「便宜上、ホラーアドベンチャーとしてあります。」と明記してあるのですが、もっと直接的に否定したほうが良いもかもしれませんね。ジャンルはもともと何も意識してないですが、一夏の旅の思い出ということに焦点を当てています。
私にとって、旅の思い出と言えば、修学旅行での大富豪だったり、旅先で出会った人たちであったり、また、そこで経験した色々な出来事だったりします。
出会いはひょんなことから訪れるものだと思います。今作の場合は、お調子者のピーコがいて、ひそかに恋を探していたメグがいて、二人が意気投合します。二人とも今風の若者でルックスも悪くないことを考えれば、よくある夏のワンシーンです。
二人の出会いが半ば必然だとすれば、翔とノゾの出会いはそれに付随して発生した、半必然(もしかしたら偶然)的なもの。人と人の繋がりって、色んな要素が積み重なってできているんでしょうね。これからも、私はそのような出会いを大切にしていきたいです。
……さて! そんなちょっとした出会いということで、インターネットを夜な夜な徘徊していたら、当作品を紹介してくださっているものをいくつか見つけました!
・
[夢鳥-yumedori]様
すごくためになりました。次回作では参考にさせてもらいます!
特に盲点だったのは、嘔吐した人への配慮。普通は口の中ゆすぎますよね。おまわりさんに関しても、全体に対する意図ではなく、島の駐在さんの呆けてきている様子を描きたかっただけなのに、ちゃんと書けていませんでした。
その他、音量面など様々な観点からの批評は次回作の発展に欠かせないもの。本当にありがとうございました。
・
[Taki's HP]様
これまた、かなりためになります。最初から最後までを通しての第三者の意見というのはすごく貴重なもので、自分では気付けなかったことを教えてくれます。
ただ、「巨人ゴーグ」に関してはまったくの未知でこれに似ていると言われたのは初めてなので非常に興味がわきました。今度読んでみます!
「ひぐらしのなく頃に」には似ているというのはよく言われるのですけども、実はひぐらしよりも構想が前だったりします。ただ、後半部分を書いているうちにひぐらしに触れたので、文体に影響が出ているのは否めません。本当はそういう似ている部分も排除していかないといけないのでしょうけど、私はまだそこまでのレベルに到達できていません。これからレベルを上げていきたいと思います。
・
【南月島の人魚】夜中にホラーノベル実況 / 22様
ニコニコ動画より。実況動画。
実況というよりはすべて読んでくださっているので、音読に近いです。はっきり言って、あの文字数を口に出して読み切るなんて作者でもできる気がしない芸当をやってのけた22様……! 心より頭の下がる思いです。
素敵な声で心をこめて読んでいただいて、作者冥利に尽きるというものです。ただひとつ謝らないといけないのは……ホラーじゃないんですよ。ごめんなさい。
でもっ、最後のオマケまで余すことなく読んでいただき、本当にありがとうございました! そして、22様の実況を最後まで見てくださった方々にも心よりお礼申し上げます。
他にも短い感想をブログに書いてくださったり、掲示板に感想をくださったり、読んでくださった方がたくさんいることを実感しています。
私も、他の制作陣も本当に喜んでおります。もう完結してしまった物語ではありますが、できることならまたふとした拍子に再度プレイしてくださればと思います。正直、作者でも長すぎて再トライする気になれないのですけども(笑)