詩集

拙い頃の文章を戒めに。

1.時を止めること / H15.8.11

時――流れるような時
万物は流動だ 誰が言っただろうか
流れる時の中を流れるように生きていく僕ら

例えばこうしよう 空間にモノが存在しなかったら

例えばこうしよう この世界の現象をすべて取り去ったら

世界は時という定義を失い 時という枠に囚われなくなる
時の枠に囚われなくなった僕たちは 流れるのをやめてしまうのだろうか
時が流れるのをやめたなら僕たちも 流れるのをやめてしまうのだろうか

きっとそれは違うのだろうけど
きっとそれは真実なのだろう

僕のこの想いを断つ方法はきっと……時を止めること

2.夜空の星 / H15.8.11

古びたマンションの屋上から眺めた星空

一際大きく輝く星
赤い赤い星
君と見た星

君とはまた会えるけど
君とはまた一緒にこの街を駆け抜けられるけど

この夜空はもう帰ってこない

流れる薄雲
輝く朧月

夜空の美しさは日々失われていくから

壊れて行く夜空
壊れて行く僕の思い出
夜空を見れば思い出せた君との一夏

それも夜空とともに消えていく

汚れた夜空の下響くケータイの電子音

「最近どうだよ?」

「君との思い出」は無くとも「今」がそこにはある

3.小さな決意 / H15.8.11

今日もそこに足を運んだ
君を見るために

今日もそこに足を運んだ
君に会うために

長い艶やかな毛
整った顔立ち
つぶらなその瞳
それら全てが君を表現している

君はいつも何を考えているかわからない
君がいつも何を考えているか教えてくれない

ただわかるのは
君がそこにいること
君が僕を見ていること

君の瞳に見つめられると僕は何も言えなくなってしまう
君の瞳に見つめられると僕は何も考えられなくなってしまう

今日こそ決めた
君を家に連れて行こう
僕の両親に会わせよう
きっと両親は反対するだろうけど
僕は絶対に君を見捨てたりはしない

だから行こうか
――ポチ 僕のかわいい子犬

4.思い出のアルバム / H15.8.13

あの日は雨が降ってたね
雨の中を傘も差さずに走ってきた君
どうしたのと聞くと
忘れ物だよと言って頬に軽くキスをしてくれた
傘くらい差せばいいのにと言うと
悪戯っぽく笑ったね

あの日はすごく暑かったね
ラジオでは過去最高気温を告げる天気予報
暑いねと言うと
君はにっこり笑って抱きついてきた
暑いだろうと照れくさそうに言うと
悪戯っぽく笑ったね

あの日は雪が降ってたね
普段は汚い都会の街も一面の雪景色
綺麗だねと言うと
そうだねと手編みのマフラーで僕に目隠しをした
何も見えないじゃないかと少し怒って言うと
悪戯っぽく笑ったね

あの日は人で賑わっていたね
初詣に訪れた神社
好きだよと言うと
私も好きだよとキスをしてきた
長い長いキスが終わって
君はやっぱり悪戯っぽく笑った

いつの日も
どんな時も
君の笑顔に支えられていたよ
僕は少しでも君の力になれたのかな

今日は雨が降ってるね
雨の中を傘も差さずに君の墓前に立ち尽くす僕

――しみったれた顔してるんじゃないよ
ふと聞こえた気の声
気のせいかもしれないけれど
このままじゃいけないと思った

君の命日 今は雨は降っていない

5.ぴーちゃん / H15.8.20

駕籠の中から時を告げる
今朝も堂々と時を告げる

これが俺の役目だ
――この家にいることの
これが俺の恩返しだ
――住まわせてもらっていることの
これが俺の誇りだ
――雄鳥としての俺の
これが俺の存在意義だ
――俺の全て

最初は居間に居た
次は台所に居た
気づけば玄関だった
そして物置

負けじと一声
さらに一声

俺の轟きを聞いてくれるか
全身から一気に搾り出す
この小さな身体の何処からそんな声が出せるのか
皆は感嘆するだろう
聞いてくれ
そして感嘆してくれ
聞いてくれ
俺の魂の叫びを――

「うるさい、ぴーちゃん!」

6.雲 / H15.8.20

青く澄み渡る空
白く流れる雲
飄々と流れるあの雲の様に生きてみたい

春夏秋冬
季節は変われど雲は依然として其処にある
青空
曇空
朝日の気紛れで白々とした空
夕日の悪戯で赤みがかった空
それら全てが自己の居場所だと主張するかの如く

同じ雲は無い
彷徨う様に流れて行くから
同じ雲は無い
時に消えて行くから
流れる様に生き 儚く消え去る
毎日が変化に富んでいる
同じ日など二度として在りはしない
そして余計な物は残さずただただ去るのみ

そんな生き方って素敵じゃないかな

7.世界の果て / H15.9.12

全てが滅んでしまったこの世界で君は何を思う?
全てを憎んでしまったこの世界に君は何を想う?

草木は枯れ、もはや緑は無い
大地は荒れ、見る影など無い

荒れ狂う雷鳴
切り刻む暴風

もう何も見えない
もう何も聞こえない

僕らはこの世界を殺した
この世界は僕らに復讐した

全てが滅んでしまったこの世界で君は何を思う?
全てを憎んでしまったこの世界に君は何を想う?

君――母なる海よ

8.消えゆく想い / H15.9.13

砂漠の荒野に倒れて一人
ただ太陽の日差しを浴びるのみ

旅人には最早何も残っていない
歩く力を失い、生きる力も失いつつあるその身体

右手は虚空に伸ばし
左手は砂を掴む
薄れゆく意識の中で記憶が過る

楽しい思い出や苦しい思い出
そして、君の事――やがて全てがブラックアウト

9.花 / H15.9.17

道の端に咲く花
誰にも見られることなく
時には人に踏みつけられる

それでも力強く咲く花
気高いというにはあまりにもか弱く
美しいというにはあまりにもか細い

そんな花を今日も見る影一つ
僕の視線に気づいてますか?

道の端に今日も咲いている花

10.おもい / H15.9.23

君が僕の想い全て受け入れれば
僕は君の思い統べて返そう

願いは一つになり
想いは空かける天馬

世界中の何処でも見られるこの星空は
誰に頼まれずとも光り輝く僕らの想い

11.さみしさの種類 / H15.9.23

ひとりでいても寂しいね
みんなでいても寂しいね

あれなんか不思議だ

ひとりでいるときよりも
みんなでいるときのほうが

なんだかずっとずっと
さみしいんだ

12.異国の友よ / H15.9.12

遠く異国の地の友よ
この離れた海の向こうで
この大きな海の向こうで
今は何をしているのでしょうか
今も夢を見ているのでしょうか

旅立つかつてのあなたに私は云いました
見果てぬ夢です
かなわぬ夢です
ずっと歩み続けても叶いません
ずっと夢見続けても叶いません

旅立つあなたは云いました
大きすぎる夢です
大きな絵空事です
でもずっと歩み続けていればきっと叶います
ずっとずっと信じていればいつか叶います

本当は私の本心じゃありませんでした
本当はその大きな夢のために頑張ってほしいと思っていました
ただあなたが遠く危険な地へ赴くのを引き止めたかっただけ

今はただ祈る
遠く異国で戦い続けるあなたへ

13.たからもの / H15.9.30

君と僕との宝物
かけがえのない宝物
小さくて二つとない宝物
君と僕を残して消えてた宝物
他に勝るものはない宝物
今もう話さない宝物
君と僕との宝物

失うことなんて考えたこともなかった
立ち止まってしまうだけならまだいい
下手すれば過去へ戻ろうなんて考える

いけない
進め→すすめ→ススメ→
遠い天国の宝物のためにも進み続けなさい→→

14.広い心 / H15.10.1

何処までも広く
何処までも続く

海は大きい
限りなく大きい
僕は小さい
限りなく小さい

海のような存在になりたい
海のように広い心持ちたい

そうすればもっと素直に君を受け入れられるのに

15.いま / H15.10.3

今日出来る事を明日に伸ばすな
明日出来る事を何故今日やらなければいけないのか
今日出来る事は明日でも出来る
明日出来る事はきっと明後日でも出来る

子供は忙しく塾に通う
大人は忙しく働く
若者は出会いを求める
老人はやり残した事が無いか探す

こんなに広い世界でどうしてそんなにも急ぐ
ゆっくりでいいじゃないか

16.深雪〜みゆき〜 / H15.10.26

人には言えない傷があるのだと思う
人には癒えない傷があるのだと思う

誰にも言えず
今でも癒えず

言えない傷
癒えない傷

白い白い雪が深く積もり
汚れた地面を覆い隠すように
傷にはいつかカサブタが出来るのだろう
刻まれた傷を覆い隠すかのように

言えない傷を言える相手
癒えない傷を癒す手段

それは貴方でした

17.秋の森 / H16.1.25

春の森
其は全ての始まり
夏の森
其は全ての成長
秋の森
其は全ての晴れ舞台
冬の森
其は全ての終わり

全ては終わるために始まると貴方は言った
全ては光輝くために始まるのだと私は思う

秋の森
イロトリドリノ化粧ヲシタ世界

18.望み / H16.1.25

あなたは何を望むの?
わたしは愛を望むの。

19.ウツロウモノ / H16.6.14

女心と秋の空って言うよね
月の形は毎日変わるよね

この世に不変のものなんて無いんだ
人の心ももちろん移ろいやすい

永遠? そんなのはただのマヤカシです
永久? そんなのはただのマボロシです
あなたの気持ちが変わることもあれば
あたしの気持ちが変わることもあるの

それでも今は、あなたと一緒にいさせてほしいの
ただのわがままだって、あたしもわかってるのだけど

20.手紙 / H16.6.18

乾いた風が頬を撫でる
渇いた笑みがこぼれる

何のために僕は頑張っているのだろう
何のために僕は勉強しているのだろう
何のために僕は生きているのだろう

生はただそこにあり、それを消費するだけなのか
死はただそこにあり、ただそこに向かうだけなのか
生き方はわからないが逝き方ならわかる
逝き方はわかるが生き方はわからない

人生という一つの手紙を最後まで書かずに、宛先を書いた
人生という一つの手紙を最後まで書かずに、切手を貼った
人生という一つの手紙を最後まで書かずに、封をした

だけど
ポストに投函するときになって大切な人たちの顔が浮かんだ
もう少し生きてみようと思った
人間って単純だ
爽やかな風が頬を撫でた

21.飛び方を知らない鳥 / H16.6.21

籠の中に自由はあるのだろうか
籠の外に自由はあるのだろうか

解き放たれた鳥は何を思う
解き放たれた先に何を願う

飛び方も知らないまま解き放たれ
飛び方を教えてくれる者もいない

過度な自由故に大きすぎる危険
過度な危険故に意味のない自由

止まり木が無ければ生きていけない自由を忘れた鳥たち
止まり木が無ければ生きていけない現代に生きる僕たち

22.とまりません / H16.7.7

とまりませんとまりません
この電車は大阪までとまりません
とまりませんとまりません
電車を降りる私の足も止まりません

あなたへと別れを告げたのは私なのに
あなたのためだと割切ったはずなのに

とまりませんとまりません
時の流れも涙もとまりません。
とまりませんとまりません
あなたへの想いもやっぱりとまりません

23.夢 / H16.10.12

誰でも小さな種を持っています
十分な水をもらってください
栄養をしっかりとってください
そうすればいつか花が咲くでしょう

才能という種を誰もが持っています
時間という水をもらってください
努力という栄養をしっかりとってください
そうすればいつか夢という花が咲くでしょう

夢咲き誇れ
貴方の未来

24.night a star-夜空の星- / H16.10.13

月があまりに綺麗だから
ついつい一人で考えてしまう
生まれてきたことの意味
考え出すと止まらない

嘘という嘘で傷口を固めていた
ただ惰性で生きていた
暗いトンネルの中で迷っていた

night a star――夜空の星を頼って
night a star――ただただ生きていた

星があまりに綺麗だから
ついつい一人で考えてしまう
生きていることの意味
考え出すと止まらない

夢という夢をひたすら追い続けた
ただ必死で生きていた
暗いトンネルの中を走っていた

night a star――夜空の星に願って
night a star――ただただ生きていた


ただ一つわかった
生きていることと死んでいないことは違った
ただ一つ思った
死んでいないよりは生きていることの方がいい

night a star――夜空の星に背を向け
night a star――ただただ生きていく

night a star――夜空の星に別れ告げ
night a star――ただただ生きていく

25.翼 / H16.11.14

この背中に翼があれば今すぐ羽ばたけるのに
この背中に翼があれば今すぐ君のところに行けるのに

最近、この背中に翼があることに気づいた

けれど悲しいかな
けれど寂しいかな

僕はまだ雛鳥

26.いつもの僕 / H16.11.29

「いつもの君ならやれる」
街中のポスターに思わず涙した受験生。

27.Happy And Loves / H17.1.7

幸せでいてね
僕が夜空につぶやいた言葉を
誰かが聞きつけた

何を言ってるんだい?
誰に言ってるんだい?

さあ誰かな
少なくとも君じゃないよ

じゃあ誰だい?
こんなところで呟いたって
誰にも伝わらないよ

誰かを幸せにするにはそれ相応の思いが必要で
それが愛なんだって気づく
誰かが幸せになるにはそれ相応の思いが必要で
それは愛なんだって気づく


幸せになれた?
僕が夜空に問い掛けた言葉を
誰かが聞きつけた

何を聞いてるんだい?
誰に聞いてるんだい?

さあ誰かな
少なくとも僕じゃないよ

そりゃそうさ
問い掛けるまでもないさ
君自身気づいているはず

自分を幸せにするにもそれ相応の思いが必要で
君の愛なんだって気づく
自分が幸せになるにはそれ相応の思いが必要で
君の愛なんだって気づく

幸せは愛と共にあって
愛は幸せと共にあって

君らを幸せにするには君ら二人の思いが必要で
それが愛なんだって思う
君らが幸せになるには君ら二人の思いが必要で
それが愛なんだって思う

幸せは愛と共にあって
愛は幸せと共にあって

僕らが幸せになるには僕ら二人の思いが必要で
それが愛なんだって思う――

28.アイ / H17.2.10

最近、目が悪くなってきたの
テレビばかり見てたから

最近、目がかなり悪くなったわ
夢ばかり見てたから

最近、目がほとんど見えないのよ
あなたばかり見てたから

今はもう、何も見えないよ……

29.ありがとう / H17.3.17

貴方に感謝します。

笑顔を与えてくれる貴方に感謝します。
毎日が楽しいのは貴方のお陰です。

いつも相談に乗ってくれる貴方に感謝します。
僕の心が落ち着いているのは貴方のお陰です。

厳しい言葉をかけてくれる貴方に感謝します。
道を踏み外さずにいられるのは貴方のお陰です。

優しさを与えてくれる貴方に感謝します。
孤独と言う字を忘れられたのは貴方のお陰です。

僕を頼ってくれる貴方に感謝します。
僕が成長できたのは貴方のお陰です。

本心から話し合える貴方に感謝します。
自分に素直になれたのは貴方のお陰です。

僕を愛してくれる全ての人たちに感謝します。
今の僕がいるのは貴方たちのお陰です。

今、感謝します。
すべてに、感謝します。
みんなのいる今日にありがとう。

30.コトバ / H18.5.29

うれしいこととか
感謝の気持ちだとか
言葉にするのは簡単だけど

本当に伝えようとすれば難しいもんだね
「ありがとう」も万能じゃないんだなあ

31.大好きだから / H18.5.31

大好きな貴方が笑うと、私も笑う
大好きな貴方が泣くと、私も泣く

大好きな貴方が嬉しいと、私も嬉しい
大好きな貴方が悲しいと、私も悲しい

大好きな貴方が、あの人と付き合った
大好きな貴方が、とても幸せそう

今回のは同じ気持ちじゃないね

32.落ちこぼれのそれ / H18.6.10

ある日にそれは落っこちた
誰もそれに気づかない
それはとても寂しそうだった
それはとても悲しそうだった

ある日もそれは落っこちた
誰もやはり気づかない
それはとても辛そうだった
それはとても嫌そうだった

ある日もそれは落っこちた
誰かがそれに気づいた
それはとても嬉しそうだった
それはとても満足そうだった

落ちこぼれのそれでも
大切にしてくれる誰かに出会えたのです

落ちこぼれの私でも
大切にしてくれる貴方に出会えたのです

33.人魚の涙 / H18.7.8

青い海を見て今日も歌う
よせてはかえす波のように繰り返し
青い空の下ひとり歌う
照りつける太陽だけを観客に

私はずっとひとりぼっち
寂しい寂しいと
今日も孤独を抱えてひとり歌う

きっとそれは歌じゃなくなぐさめ
いつか寂しさに消える私の涙
誰か私と一緒に歌って
泣いてくれるならそれが幸せ


呼んでくれた声は温かく
よせてはかえす波のように穏やかで
振り向いた私に見えたものは
意外なことに貴方の泣き顔

貴方もずっとひとりだった
悲しい悲しいと
いつも孤独に震えて泣いていた

きっとこれは奇跡という魔法
貴方と出逢わなければ私消えてた
童話の中の人魚のように
嬉しいのは貴方と生きる今日


長い長いときを
これからもずっとふたりで
長い長いときを
これからも貴方とふたりで

そう願う私はひとりじゃないマーメイド

34.恋愛ノート / H18.7.21

たった一つのノート
代用のものはない
たった一つのノート
そのページ数は限られている

今まで色々と書いてきた私のノート
素直な想いを書いてきた私のノート

日が経てば経つほど
時が経てば経つほど

そこに書かれたものは多くなる

それを全部消すとしたらどれだけ大変だろう
いっそのこと捨てられたらどれだけ楽だろう

けれどノートは一冊っきり
それを捨てるなんて私にはできない

私は必死に書かれた文字を消して行く
涙を流しながら消して行く

書かれたものが多いほど
書いた年月が長いほど
消すための労力は大きくなる

やがて白紙になったとき
私は新しい文章を書くことができるだろう
私の新しい想いを書くことができるだろう

少し汚れたノート
けれども文字を書くスペースはいっぱいあります
さあ誰か私を拾って頂戴

35.Our Fadeless Songs-色褪せないコトバ- / H18.7.24

歌おう
たくさんの思いを

歌おう
たくさんの日々を

たくさんの思いを歌にする
思い出を忘れないために

たくさんの言葉を詩にする
そう、色褪せぬように

私の色褪せないコトバが重なれば、きっと誰かの心に響くだろう
私のコトバを聞いて、誰かが歌うかもしれない

その色褪せないコトバが重なれば、べつの誰かの心に響くだろう
そのコトバを聞いて、誰かがまた歌うかもしれない

一つの言葉が詩となり誰かの心に残る
誰かの言葉が詩となり誰かの心に残る

私から君へ
君から彼へ
彼から誰かへ

さあ、色褪せないコトバを綴ろう

36.命 / H18.7.17

誰も助けてくれない?
甘ったれてんじゃねえよ

もう疲れた?
弱音あげてんじゃねえよ

頑張ってる?
全然じゃねえか

で、それでお終い?
同情すらできねえよ

お前が今死んでも誰も悲しまねえよ
それって悲しくねえか?
それって悔しくねえか?

ま、考えるのはお前次第だけどさ

俺が助けた?
バカ言うんじゃねえよ

ありがとう?
戯言言ってんじゃねえよ

頑張れた?
これからも頑張れよ

で、それで満足?
物語の終了かい?

お前が今死んだらたくさんの人が悲しむだろうよ
それって悲しくねえか?
それって寂しくねえか?

結局、人間っていつも死ねないのな

37.人 / H18.7.24

人という字は人と人が支え合ってできている
誰が決めたんだろう

確かにこうやって整えられた字を見るとそう見えるよ
けど、貴方の字で書いて御覧

絶対、片方が楽してるでしょう?
これって不公平なように見えるよね

けど思うんだ
きっと、次にはこの二人は交代して立つんだって

代わりばんこなら、一人だけしんどくないよね?
そうだよ、私と貴方のことだよ

私がもたれたり、貴方がもたれたり
人という字は代わりばんこに助け合ってるんだね

38.サイコメトラー / H18.7.7

思うんだ
君の心の中を読んでみたいって
そうすればさ
君が俺のことをどう考えてるかわかるだろ

サイコメトリーってあるだろ
人の心を読み取る超能力さ
もし俺があれ使えたらどうする?

君は気味悪がるだろうな
つまりさ
そういうことなんだよな

もしかしたら
君の心を覗いた俺が君に幻滅しちまうかもしれない
つまりさ
そういうことなんだよな

結局の話
心はわからないから面白いんだ
愛もわからないから面白いんだ

君の行動がわからなくても
それも含めて君の魅力なんだって思っておくよ

39.覆面レスラー / H18.7.12

覆面レスラーは覆面を取らない
取るのは負けを認めたとき
引退を決めたとき

いつしか彼も年老いた
やがて数々の名声と共に彼は引退する
しかし彼は老後も覆面をかぶっていた

理由なんてわからない
皆にだってわからないし
彼にだってきっとわからないだろう

でも僕は思うんだ
きっと彼は覆面をかぶるのが癖になってたんだって

40.責任とってよ / H18.9.26

あんたってほんと自分勝手な人ね
いつも好き勝手言ってるんでしょ

あんたってほんと自分本位な人ね
どうしていつもワガママ言うのよ

好きなだけ傍に置いて
好きなだけ側に置いて

最初そんな気なかったんだよ?

なのにさ、あたいをこんなに本気にさせて
なのによ、あたいをこんなに愛させて

どうしてくれんのよ
責任とってよ

41.つまんない / H18.9.26

私といるときはいつも無言だね
皆といるときはいつも多弁なのに

私といるときはいつも大人しいね
皆といるときはいつも明るいのに

ねえ、私といると退屈?
ねえ、私といるとつまらない?

違うね

私を好きな貴方だから
貴方を好きな私だけに

飾らない貴方を見せてくれてるんだよね

42.道 / H18.9.26

終点もわからない列車に乗って
僕は走っている

終点とは辿り着くべき場所で
それを目的地と言う

ただ決められたレールに沿って
僕は走っている

決められたのはレールだけで
それは目的地じゃない

人生という列車に乗って
僕は走っている

夢という目的地を求めて
僕は走っている

いつになればわかるのだろう
人生という列車の終点は
人生という列車の動力は
結局はどこかで見つけるしかない

43.仮面 / H18.9.26

本心を隠して生きることを
仮面をかぶって生きてるって言うけどさ
何のために隠してんの?

俺にとって仮面なんて
仮面ライダーだけで十分だよ

44.ロマネスクロマンチック / H20.1.13

そんなものは芸術とは呼べない
かつてはそう軽蔑されたロマネスク
そんなものは美しくない
かつては恥とされたロマネスク
今では立派な芸術、ロマネスク

あなたなんて好きじゃない
かつてはそう言われたボク
あなたとは付き合いたくない
かつてはそうふられたボク
今では立派な恋人、ロマンチック

ロマネスクロマンチック
キミとボクの恋にそう新しい名前つけよう

45.なにか、ある / H20.7.8

なにか、そこに、ある気がして。
それが、どこに、あるかを知り。
きみが、ここに、いるのを感じ。

僕は、生きている。
でも、死んでいる。
君は、眠っている。
僕は、起きている。
君は、笑っている。
僕は、泣いている。

君が泣いたから、やっぱり、僕は笑うことにする。
なんだ、やっぱり、僕は生きていた。

46.花火/H21.8.16

華やかに生まれ、
艶やかに広がり、

されど、
散りゆく夏の花

叶うなら、
私は永久に咲き誇りたい

愛する何かを見守りながら

47.PEACE/H23.9.11

Pray with all your heart.
――心を込めて祈りなさい。

Everyone hopes for a better tomorrow.
――誰でもよりよい明日を願うもの。

All of us tend to put off living.
――私たちは生きることを第一に考えないことが多い。

Consult with your pillow.
――一晩寝てじっくり考えなさい。

Everybody desires happiness,doesn't he or she?
――だれもが幸せを望んでいるでしょう?

..."Peace" be with you.
――「平和」が、あなたと共にありますように。

(※注釈)
 頭文字のために、無理矢理ちぐはぐに英作。前後の脈絡がなく絶対におかしいので、正しくない英文です。
 頭の五文字を拾っていってください。

←back
inserted by FC2 system