蓮華島(通称:墓場島)

島の設定

 正式名称は「蓮華島(れんげじま)」である。古く島を牛耳っていた蓮華家がつけた名称だと思われる。しかし、東京から船で向かう際に墓場が真先に見えるため、「墓場島」と呼ばれることも有る。
 位置は、小笠原諸島の外れ。(東京から二十五時間かかる。)
 もともと、過疎化の進んでいた島であり、島の地の人であり有力者でもある蓮華家によって、再開発計画が立てられた。即ち、魔法技術専門学校の設立である。これによって一部、埋立地を進め、従来の島の面積に加えて人工部分の面積も増えた。
 学校を中心に、繁華街や商店街などの設置も進められたので、島のもともとの住人は漁師をして生計を立てていたものもいたが、商店を持つなど、職を転向した者も多い。

島外観

:全体図
◎行動可能域
・青・・・男子の行動域(女子側談話室に入室不可)
・赤・・・女子の行動域(男子側談話室に入室可)
・紫・・・危険区域(ブザーが鳴る)

◎地形
・肌色・・・砂浜
・黒色・・・コンクリート(学園内はほぼコンクリート)
・黄土色・・・土
・緑・・・木(色が濃いのは森、薄いのは林)
・海側黒っぽい・・・崖
・白・・・未開拓地
・学園周りの黒いちょい太線・・・塀があり、高さは3m程度。上辺には有刺鉄線が巻いてある。

◎他
・丸は商店(塗りつぶしは閉店)、四角は家またはアパート
・墓地の向こう側にある黄色の丸は、風力発電施設
(※これも学園側負担の施設であり、島住民は電気代が無料(夏場・冬場の節電要請有)
・校庭(陸)と道路を繋ぐ赤色の道は緊急車両専用道路になっており、通常は閉門しているが緊急時は校庭にドクターヘリが着陸するので、診療所から校庭まで一直線に行き来できる。ドクターヘリは学園側が勝手に作ったが、高齢化している島民には一番喜ばれている。
・学園建設時に、墓地を管理する寺が町に近い場所に新築で作られた。寺の新築時に墓地までの道を学園が敷いた為、一部コンクリート整備されている。また、古い寺は、そのまま墓地の側に倉庫として残されている。
 墓地は元々の場所にあるが、もともとの島の住人の過疎化が進むにつれて、足を運ぶものは少なくなっており、そのため日中でも不気味な雰囲気を醸している。
・展望台は元から存在したが、商店通り奥の山道しかなかったので、学園がロープウェイを作った。住人が「とりあえずなんでも言っておけ」という考えで要望し、ほとんど忘れられていた。気付いたら出来ていた。意外に生徒にも人気だが、許可無しに展望台に行くことは禁止されている。
・港の横にある丸いのは、中心に噴水があってロータリーになっている。
 基本的に全面歩道であり、車両はタクシーや緊急車両以外はほとんど走っていない。漁港から漁師宅までは生徒自体が近づけない(近づかない)が軽トラが走っている。住人にもなるべく徒歩移動をお願いしている。
・未開拓地は原住民も把握していない。反対側は断崖絶壁になっていて、上陸は不可能。厳密には、蓮華家の所有地であり、学園の敷地という扱いであり、そのため、学園側の許可無くしては警察関係者なども含めて立ち入りできない。
 上空からは木々が生い茂っており、着陸や降下は不可能である為に、実質、学園側も放置しており、使いようのない土地である。一度、開拓して校舎を建てようとしたがあまりに使用勝手が悪いために計画は途中で頓挫した。

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