『酒場の話』――ある、酒場の話。

小説top / 表紙 / 01 / 02 / 03 / 04 / 05 /

概要

 アンナとガンニック、ジョシュは腐れ縁。
 三人は、時折り、貧民窟の雑然とした酒場に集まり、とめどない雑談を交わす。不味い料理を肴に酒を呑みながら。
 しかし、あるとき、ワンという妙な爺が現れ、三人の中に小さな変化が現れる。
 また、ノヴァラ氏族の英雄も現れ――。
 小さな街の、小さく見えて大きな出来事を描いた話。

背景

 魔法時代末期、ノルダニア大陸の学術都市ジャンバッハ。
 大陸でも最大のこの街に「貧民窟」が寄り添うようにして拡がっている。
 この物語は、そんな「貧民窟」にある、ちいさな酒場を舞台に繰り広げられる。
 物語はこの後、デスティニーギアと呼ばれる時代へと移っていく。

登場人物

■アンナ・ディアナ
 ……ヴェルシア氏族。学術都市「ジャンバッハ」の貧民街の娼婦館『ママ・ダ・ママ』の高級娼婦。
■ガンニック・バード
 ……トグル氏族。ベガー・ギルド(物乞い組合)に所属する物乞い。
■ジョシュ・ホフマン
 ……ヴェルシア氏族。ジャン・バッハ大学魔術学科の研究生。
■ワン(「忘」の字を当てる)
 ……アースの中国と呼ばれるところからやってきたヒュマン。
■ヴァレオン・トーゴー
 ……ノヴァラ氏族の英雄。あるものを探している。
■ティナ・アリア
 ……一見かよわそうな少女だが、どこか謎めいている。

目次

第1話
第2話
第3話
第4話
第5話


(作者:480◆xjZRs5Npvc、加筆:Yoshi)

←back  next→
↑NOVEL TOP
↑PAGE TOP

inserted by FC2 system