ザラト共和国
概要
西に国土を有する。魔物を操る能力を持つアルルク氏族が興した国。かつてはザラト王国という君主制国家であったが、民主主義を尊重するサウル氏族の住むオリワを取り込む際に、共和制となった。
アルルク氏族は森を愛するメイズ族は仲が悪く、共和国となってからもミカエラ王国とは領土争いを繰り広げていたが、両国に分かれて住むサウル氏族と、幻獣を操るキディルアナ氏族の仲介により、長年の争いに幕を閉じた。
畜産業が盛んであり、モコーと呼ばれる羊のような生き物が名産。モコーは元来野生種であったが、年々品種改良が重ねられ、魔法時代以降には代表的な家畜化に成功。主に食肉、搾乳用。
交易都市オリワ
元々はサウル氏族の都であり、隣国ミカエラ王国に近いこともあり、陸上貿易の拠点として発達したザラト共和国の首都。
交通の便が発達したデスティニーギア以降は湖に隣接し、観光地としても有名になった。
ミカエラ王国
概要
東に国土を有する。魔道を極めんとするメイズ氏族、聖獣や幻獣を召還する者もいるというキディルアナ氏族、天文に通じるサウル氏族達の主導によって興された国。
魔道に対する探求心、伝説の幻獣や聖獣に対する知識、そして、星に対する知識などから、学問に通じることが多く、結果、学問の国として世界的に有名である。
魔法都市ミカエル
ミカエラ王国の首都。西の学術都市ミカエルと呼ばれ、東の学術都市ジャン・バッハと並び、世界でも有名な知識の都。歴史的に古い建物が多く残り、美しい街並みを誇っている。
主に聖獣、幻獣、魔物等の生物学と天文学の研究が盛んである。ノルダニア大陸のジャン・バッハとはたびたび情報交換が行われている。交通の便が発達したデスティニーギア以降は湖に隣接し、観光地としても有名になった。
シューマッハ村
近隣にシューマと呼ばれる、ウサギに良く似た外見だが獰猛な猛獣が生息しているが、村人たちはベースボールというスポーツを行ない、常に身体を鍛えているため、それぞれのテリトリーを守っている分には何ら問題なく共存できている。
デスティニーギアの時期に、ボブとレオンという二人のヒュマンが訪れ、以後は彼らがこの村に残り、村の発展を手助けしてきた。アースではスポーツ選手だったレオンはベースボールというスポーツを伝え、ボディガードだったボブはありとあらゆるアースの格闘技を村人たちに教える。
ティアルガの荒野に球場が建設されてからは、ティアルガ村とも交流が盛んである。
ティアルガ村
かつて、何らかの魔法の暴走によって辺りの森ごと消滅した村だったが、後に一人の隠者ロバートにより復興に着手され、デスティニーギア以後は移民の町として成長し続ける。
ティアルガ周囲は広い荒野が広がっていたが、ベースボールのための大きな球場が建てられる。